六壬神課
30日、中学からの旧友に会いに和歌山の橋本まで。
現在主夫で子供の面倒を見ながら、「六壬神課(りくじんしんか)」というかなりマイナーでマニアックな(笑)占いを軸に、「四柱推命」「宿曜(しゅくよう)占星術」の2つを併用する占い師として身を立てるべく、目下修練中の彼。
3つの占いを併用する事で、かなりの的中率を誇るようで、自分もビビりながらも運勢を占って貰った。
まあ内容は割愛するとして(笑)自分の生年月日から、確かにかなり的を射た自分の人間像などを聞かされて面白かった。
彼と占いのエピソードとしていつも思い出すのが、高校時分の学園祭で、彼は数秘術の占い屋を開いていたんやけど、違う学年の知らない男の先生がふらっと遊びにやって来て、彼の鑑定を受けている内に、その先生がいつのまにか神妙な面持ちになり、「僕、どうしたらええんでしょ~!?」と彼に質問し始めた出来事。
立場完全に逆転してるし!(笑)あの先生、いったい何があったんやろか・・
それにしても、動物占いとかもそうやけど、生年月日でその人の色々な事が分かる、というのは一体どゆこと??とほんま不思議でしゃあない。。世の中分かったような、分かってないような気でいる自分やけど、逆立ちしても分からないような事って、ほんと世の中色々あるもんやなと、つくづく思う。
まじめに
年末だからなのか、ちょっとまじめに考えた。
と言っても、ただ自分のありたい姿勢の再確認をしただけやけど。
生きてる感覚が持てなかった時期に観たような気がする、DTのまっちゃんの「VISUALBUM」。
リアルを根底に据えたイリュージョン。
こんな面白いもの作れる人がいる世界に、時代に生きてて良かったって心底思えた訳で。
なんか漠然と「コレええな~」「楽しいな~」を振りまくような作品じゃなくて、たとえ少人数にでもええから、自分の作った作品で、「こんな面白いもん作ってくれて、本当にありがとう!」って心底思って貰えるような作品を作りたい。
自分があの時期にまっちゃんにそう感じたように。
どこかの誰かがどのように感じて、どのように受け取るかは分からない。
結果自分の「好き」を突き詰めて行く事が、シンパした人に深い感動を与える事に繋がる、ただそれだけ。
根本は、いたって自明でシンプル。
Sunface Didgeridoo
昨日、最初お話をいただいてからだと丸3か月もかかってしまった、ディジュと焼き絵のコラボ作品がついに完成。
今回のご依頼、初の試みとはいえ、ほんま時間がかかり過ぎやね、、
大きい(長い)作品っていうのはほんと全体のバランス取るのが難しかった。
下絵をキャラや装飾のパーツに切り分けて、ディジュに直接貼り付けてみて、全体のバランス見ながら位置を決めたり、、
チャコペーパーという洗って消せる線が転写出来る紙で、コピー用紙に描いた下絵をディジュに転写→その線をシャーペンでもう一度なぞって下書き→その線を電熱でペン焼く、という作業の流れ。チャコペーパーで転写した線は水色で見づらいので、シャーペンでもう一度なぞる必要あり。下の写真は焼き後。
あと、曲面に絵を描くと直線やキャラの表情が歪んだりするので、これも実際にシャーペンでディジュに下書きしながら歪みを調整したり、と試行錯誤の連続でありました。
以下の写真は完成品のディティール。
依頼者の古川さんは個人でSunface Didgeridooというブランドを立ち上げてはるので、太陽を中心にそのエネルギーに躍動するようなもの達で全体のデザインを構成。
コアラの天地が逆になっているのは、その下の太陽を中心にぐるっとした世界を描きたかったので。
装飾的な感じと力の源っていうのをイメージすると、結構こってりな太陽に。
オーストラリアに生息するオウム、コッカトゥ。
ブルローラーという民族楽器を振り回すアボリジニの少年。
打楽器を打つアボリジニのオッサン。
周りに延びている花は、オーストラリアの花、ワトル。
一番下は海の中のイメージでウミガメとか熱帯魚とか。
腹魂ライブで初めてお会いして、会話の引き出しが豊富で、どこまで本気でどこまで冗談かが分からないような方。
そして飄々としていて、且つ繊細で丁寧な方。
良い人と知り合えました。