荒唐無稽ではなく、摩訶不思議。
イリュージョン、、
ともすれば、奇想天外、、
方法に固執しない
というか、
いろんな現わし方で
不思議な根本を
不思議に描きたい
自分の中で醸成されたもの
発酵しているもの 沈殿しているもの
念や存在のようなもの
を
より純粋な形で抽出したいねん
勿論、娯楽性も大事ねん
先日中崎町まで出て、Tシャツに「抜染」という技法で絵付けをするワークショップに参加して来た。
市内に移り住んで3年も経つというのに、実はつい最近まで中崎町の事をほとんど知らなかったので、ちょっと勿体ない事をしてたような気がする、、
古めいた民家や昔ながらの駄菓子屋さんがあったり、路地裏には若者向けの小さな雑貨屋さんやギャラリーなんかがひっそりと佇んでいたり、「ここ通れるんや!」と思うような秘密の抜け道のような所もあったりと、この町の一角だけ、一種独特な雰囲気がある。
場所は「花音」(はなね)さんという、その秘密の抜け道のような所にあるお店。
Tei kobashiさんというTシャツ絵師の方が個人経営されていて、お店でご自身制作のTシャツの販売、オーダーメイドの制作などをされている。
店内
販売&ワークショップスペース
アトリエは奥のご自身の居住空間にあるのだそう。
現地に着いて間もなく、先生のTeiさんから「抜染」技法の説明を受けたり、Teiさんの作品を一通り見せて頂いたりした後、さっそく作業に取り掛かる。
ご説明によると、「抜染」とはほんと簡単に言うと、Tシャツにもともと付いている色を、専用の液体(下の写真の水色で囲ったもの)で、筆などを使って色を抜いて行くというものだそう。
用意して行ったオッサンの下絵を、テープでTシャツに固定して、その上にセロハン紙を敷いて、、
その上からタッチペンのようなもので強めになぞり、下の布地に型を付けて行く。
で、肝心の筆での絵付け作業は、作業に意識が行ってしまって、撮り忘れた!(笑)
筆で描いた本番の線は、乾くと自然に色が付いて行くんやけど、布が乾くのって時間がかかるので、すぐさまドライヤーやアイロンで線を乾かす。
だいたいの輪郭は完成。
そこに濃度の違う液体を使い分けて、絵を立体的にしていくと、下の写真のようになり、完成。
まだまだ初心者丸出しやけど、それっぽくなってると言えばなってるのか、、
この濃度の違う液体の使い分けっていうのが、慣れるまでほんと難しそう。。
抜染って、どことなく焼き絵と通じるものがあるんじゃない??と思って、今回このワークショップに誘って下さった奥さんは、ご両親の金婚式のプレゼント用に絵付けしてはったのやけど、今回参加2度目というのが驚きのクオリティ(@_@)!!
下の写真はお母さん用の福寿草の絵付け作品。
Tei先生、貴重な体験ありがとうございました☆<(_ _)>☆
昨日、古川さんのイベントに遊びに行って来た。
中津にあるビルの7階のヨガスタジオを貸し切っての集い。
直方体のシンプルな空間に、赤い壁をバックにしたステージスペースを取り囲むように、10名ほどの参加者分のマットとブランケットが並べられていた。
古川さんの軽いご挨拶の後、おもむろにディジュの演奏が始まる。
うどの木で作られたディジュなど、形状の違う数本のディジュの音色の違いを聴かせていただいたり、ディジュを下に下ろした状態で吹くのが基本スタイルのようなんやけど、それをほら貝を吹くように斜め上に持ち上げながらだったり、左右にゆっくり振りながらだったり、顏の真ん前に吹き出し口を持ってきてくださったりの、サービス精神に富んだ演奏。
参加者の皆さんも自然と寝転びながら聴く方が続出したりで、
ディジュという楽器が見せる、色々な表情や風景のようなものが心地良かった。
そしてあの大音量と、小刻みな振動と、音のうねり。
身体と心の芯に語りかけてくるような音の力が生々しくもあり、同時にどこまでも優しい気がして、包み込まれるような感じだった。
また、同時並行で多様な音色が出るところとかもほんと不思議。
あんなにシンプルな形の楽器なのに、本当色んな味わいがある。
それと、ディジュ演奏の合間にさりげなくラブフルートの演奏もされたり、、
会は二部構成で、後半はお客さんがそれぞれ持ち寄った珍しい楽器(クリスタルボール、レインスティック、カリンバなど)で即興セッションが始まったり、古川さんとはまた別の、ばりばりのディジュ奏者の方の演奏も聴かせていただいたり、、
古川さんのボーダレスなお人柄が、そのまま形になったようなイベントだった。
30日、中学からの旧友に会いに和歌山の橋本まで。
現在主夫で子供の面倒を見ながら、「六壬神課(りくじんしんか)」というかなりマイナーでマニアックな(笑)占いを軸に、「四柱推命」「宿曜(しゅくよう)占星術」の2つを併用する占い師として身を立てるべく、目下修練中の彼。
3つの占いを併用する事で、かなりの的中率を誇るようで、自分もビビりながらも運勢を占って貰った。
まあ内容は割愛するとして(笑)自分の生年月日から、確かにかなり的を射た自分の人間像などを聞かされて面白かった。
彼と占いのエピソードとしていつも思い出すのが、高校時分の学園祭で、彼は数秘術の占い屋を開いていたんやけど、違う学年の知らない男の先生がふらっと遊びにやって来て、彼の鑑定を受けている内に、その先生がいつのまにか神妙な面持ちになり、「僕、どうしたらええんでしょ~!?」と彼に質問し始めた出来事。
立場完全に逆転してるし!(笑)あの先生、いったい何があったんやろか・・
それにしても、動物占いとかもそうやけど、生年月日でその人の色々な事が分かる、というのは一体どゆこと??とほんま不思議でしゃあない。。世の中分かったような、分かってないような気でいる自分やけど、逆立ちしても分からないような事って、ほんと世の中色々あるもんやなと、つくづく思う。