Freestyle Sound Gathering
昨日、古川さんのイベントに遊びに行って来た。
中津にあるビルの7階のヨガスタジオを貸し切っての集い。
直方体のシンプルな空間に、赤い壁をバックにしたステージスペースを取り囲むように、10名ほどの参加者分のマットとブランケットが並べられていた。
古川さんの軽いご挨拶の後、おもむろにディジュの演奏が始まる。
うどの木で作られたディジュなど、形状の違う数本のディジュの音色の違いを聴かせていただいたり、ディジュを下に下ろした状態で吹くのが基本スタイルのようなんやけど、それをほら貝を吹くように斜め上に持ち上げながらだったり、左右にゆっくり振りながらだったり、顏の真ん前に吹き出し口を持ってきてくださったりの、サービス精神に富んだ演奏。
参加者の皆さんも自然と寝転びながら聴く方が続出したりで、
ディジュという楽器が見せる、色々な表情や風景のようなものが心地良かった。
そしてあの大音量と、小刻みな振動と、音のうねり。
身体と心の芯に語りかけてくるような音の力が生々しくもあり、同時にどこまでも優しい気がして、包み込まれるような感じだった。
また、同時並行で多様な音色が出るところとかもほんと不思議。
あんなにシンプルな形の楽器なのに、本当色んな味わいがある。
それと、ディジュ演奏の合間にさりげなくラブフルートの演奏もされたり、、
会は二部構成で、後半はお客さんがそれぞれ持ち寄った珍しい楽器(クリスタルボール、レインスティック、カリンバなど)で即興セッションが始まったり、古川さんとはまた別の、ばりばりのディジュ奏者の方の演奏も聴かせていただいたり、、
古川さんのボーダレスなお人柄が、そのまま形になったようなイベントだった。
六壬神課
30日、中学からの旧友に会いに和歌山の橋本まで。
現在主夫で子供の面倒を見ながら、「六壬神課(りくじんしんか)」というかなりマイナーでマニアックな(笑)占いを軸に、「四柱推命」「宿曜(しゅくよう)占星術」の2つを併用する占い師として身を立てるべく、目下修練中の彼。
3つの占いを併用する事で、かなりの的中率を誇るようで、自分もビビりながらも運勢を占って貰った。
まあ内容は割愛するとして(笑)自分の生年月日から、確かにかなり的を射た自分の人間像などを聞かされて面白かった。
彼と占いのエピソードとしていつも思い出すのが、高校時分の学園祭で、彼は数秘術の占い屋を開いていたんやけど、違う学年の知らない男の先生がふらっと遊びにやって来て、彼の鑑定を受けている内に、その先生がいつのまにか神妙な面持ちになり、「僕、どうしたらええんでしょ~!?」と彼に質問し始めた出来事。
立場完全に逆転してるし!(笑)あの先生、いったい何があったんやろか・・
それにしても、動物占いとかもそうやけど、生年月日でその人の色々な事が分かる、というのは一体どゆこと??とほんま不思議でしゃあない。。世の中分かったような、分かってないような気でいる自分やけど、逆立ちしても分からないような事って、ほんと世の中色々あるもんやなと、つくづく思う。
まじめに
年末だからなのか、ちょっとまじめに考えた。
と言っても、ただ自分のありたい姿勢の再確認をしただけやけど。
生きてる感覚が持てなかった時期に観たような気がする、DTのまっちゃんの「VISUALBUM」。
リアルを根底に据えたイリュージョン。
こんな面白いもの作れる人がいる世界に、時代に生きてて良かったって心底思えた訳で。
なんか漠然と「コレええな~」「楽しいな~」を振りまくような作品じゃなくて、たとえ少人数にでもええから、自分の作った作品で、「こんな面白いもん作ってくれて、本当にありがとう!」って心底思って貰えるような作品を作りたい。
自分があの時期にまっちゃんにそう感じたように。
どこかの誰かがどのように感じて、どのように受け取るかは分からない。
結果自分の「好き」を突き詰めて行く事が、シンパした人に深い感動を与える事に繋がる、ただそれだけ。
根本は、いたって自明でシンプル。