海月文庫
今度の展示会会場となる、海月文庫さんへ下見とご挨拶を兼ねてお邪魔してきた。
閑静な住宅街の立地で、その中でもひときわゆっくりと時間が流れているような古本屋さん。
ギャラリーと古本屋さんが一体化したような店内構造で、ギャラリーを使用する作家さんの展示会期に合わせて営業されているそう。
オーナーさんも物腰の柔らかいええ感じの方で、過去の展示風景の写真のファイルを見せてくださったり、お茶までご馳走になってしまった。
その日展示会をされていた作家さんが、ちょうど子連れで在廊してはったんやけど、授乳のために奥の間にごく自然に入って行ったりと、めっちゃアットホームな感じ。
受付スペース?の本棚には寺山修司の顏を切り抜きしたパネルみたいなんがあったり、普通にミラーボールがぶら下がってたり、腰だけのマネキンがトランクス履いてたり、、なんともいえないオモロアイテム満載だったのだった(笑)
チラ見
去年の暮れ辺りから、『1万人チラ見プロジェクト』というのをやっている。
自分の描いた絵を野外に持ち出して、通りすがりの人がその絵をチラッとでも見ると1カウント。
それを期限は問わず、のべ1万カウント集めようというもの。
本人は絵の横に立っていてもいいし、絵から離れたところからこっそりカウントしてもいい。
絵の横に立ったりするとちょっと目立ってしまうけど、目立ちたくなければ少し離れたところから静かに地味にカウント。
一見フワフワしててなんの生産性もないようなこの企画、とある人から、「とりあえず、やってみて!」と言われ、半分なんだか分からないまま始めてみて、実際やってみると、なんとも言えない心の動きを味わう事となった。
このゲリラ感、この変態さ(笑)
人に見つかって「何をしてるんですか?」と聞かれたら、なんて答えていいのか分からない。
本人がなんだか分からない事を人前でやってみるハラハラ感と不思議さ。
それらをこっそり楽しむ変な優越感(笑)
しょぼいくせに心のどこかで刺激を求める自分の性格や願望を、絶妙に捉えた企画なんやね。
前回からちょっと間が空いてしまったけれど、とりあえず、今日久々にやって来た。
さりげにイベントの告知も兼ねて(笑)
海月の大マンガ展
あまづくし、このイベントに参加します。
コンセプトは「(古本屋さんである)海月文庫を一冊の雑誌にしちゃお~」だそうです(笑)
漫画美術家 漫画詩人(マンビーカ マンジーカ)のマルデ・アズイフ氏よりイベントのお誘いをいただき、何やらオモロそうな匂いがプンプンするので、即、参加表明。
マルデ・アズイフ氏、そして脱力系4コマ漫画家・マノタケシ氏も出品されるとの事。
主催は『宙飛ぶ高速紙芝居集団「スパイスアーサー702」』のリーダー・ピョンキー西尻氏。
上に挙げたお三方だけでも、すでにマイワールド全開。
そこに加えて漫画家さん、現代美術作家さん、トランぺッターさん、パフォーマーさんetc...と様々な方面から、なんと総勢50名近くが参加される模様。
漫画とアートのおもちゃ箱や~!!